親知らずやお口の中のできもの、口腔内の外傷などは、口腔外科で対応しています。栃木県宇都宮市の歯医者「あおきファミリー歯科」では高精度の医療機器を完備しており、安全性と精度の高い外科的治療を実現しています。口腔内のことでお困りの方は一度ご相談ください。

歯科医院で治療できるのは、虫歯や歯周病だけではありません。正しく生えていない親知らずや口腔内の外傷、顎関節症なども歯科治療の範囲です。当院では、そんな口腔全般のトラブルに対応しています。また、その他のケガや疾患については、信頼のおける専門機関をご紹介していますのでご安心ください。

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根（インプラント）を埋入しますが、顎の骨の量が不足している場合には人工歯根を埋め込むことができません。そのようなケースでは、骨の量の不足を補う治療を行っています。

サイナスリフトとソケットリフト

上顎の骨の量が足りずインプラントの埋入ができない場合に行います。顎の骨の奥にある空洞「上顎洞（じょうがくどう）」を押し上げて、骨補填材を注入。インプラント埋入ができるだけの厚みを確保できたら、インプラント治療を行います。骨の厚みが5mm以下の場合はサイナスリフト、4～10mmの場合にはソケットリフトが採用されます。

GBR法

顎の骨が薄い部分に「メンブレン」という特殊な膜を置き、そこに自家骨や骨補填材を詰めて骨の量を確保します。

歯周病は初期段階では自覚症状がありません。それゆえに気づかぬうちに進行してしまっている場合があります。重症化すると歯周病菌が顎の骨を溶かし、歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。重度の歯周病の治療には、専門的な外科手術を行う必要がありますので、口腔外科の範疇になります。歯周組織を再生して歯ぐきや顎の骨を健康な状態に導きます。

APF（歯肉弁根尖側移動術）

歯周病が原因で深い歯周ポケットがある場合に行う外科手術です。歯周ポケットを切除し、歯ぐきを清掃性の良い状態に成形します。

MWF

APFとおおよそ同様に、歯周病菌に感染している歯ぐきを一部切除する外科手術です。歯根の露出を抑えた施術ですので、上顎前歯部など、とくに審美性を求められる箇所に取り入れられています。

GTR法

患部である歯ぐきを切開し、歯槽骨から剥離します。歯根の奥深くまでこびりついた歯周病の原因であるプラークや歯周病菌に侵されている歯周組織を除去。その後、「メンブレン」という特殊な保護膜を設置し、歯周組織の再生を目指します。後日、メンブレンを取り除くための手術がもう一度必要です。

エムドゲイン法

GTR法と同様に歯周組織を再生させる治療法です。歯ぐきを切開し、患部をきれいに清掃した後、「エムドゲインゲル」（歯周組織の再生誘導体）という専用の薬剤を塗布します。その後、傷口を縫合して終了です。GTRのようにもう一度手術を行う必要がないのがメリットです。

CTG法

歯周病菌によって、歯ぐきが痩せて薄くなってしまっている場合に、上顎から結合組織を採取して移植し歯ぐきを増やす手術です。

FGG法

歯ぐきの厚みや高さが足りない場合に、上顎から歯ぐきを切り取り移植する手術です。

環境の改善がスタートラインです

歯周外科治療は、再発しにくく、清掃性の高い歯周環境を実現するために行う施術ですが、それだけで歯周病が治ったと油断してはいけません。お口まわりの環境改善は、新たなスタートラインです。日々のブラッシングやフロッシング（糸ようじ）を欠かさず、患者様ご自身のケアで健康を維持していきましょう。また、医院での定期健診や歯科衛生士によるメインテナンスを有効利用することもおすすめします。予防は究極の歯科治療。少しでも長く、ご自身の歯で食事する喜びを感じていただくために、お口まわりで気になることがある方は、ぜひ当院へご来院ください。

当院では、上唇小帯切除術をはじめ、口腔内および口腔周囲の疾患に対する外科手術も行っています。

小帯切除

口腔内の頬、舌、上下唇にあるヒダを「小帯」と言います。この小帯に異常がある場合は外科手術が適用となります。小帯の異常は、乳幼児期のお子さまに見つかるケースが多く、厚かったり長すぎたりする上唇小帯、舌小帯は切除する必要があります。

当院では、メスによる切開・縫合での治療、レーザーによる治療を行っており、患者様の状態に応じてより侵襲が少なく、安全な治療法を選択しています。

レーザーを使った負担の少ない治療

当院では「炭酸ガスレーザー（オペレーザープロ）」を導入しています。炭酸ガスレーザーは治療時の痛みを抑えることでき、治癒までの時間を短縮できます。安全で痛くない、身体にやさしい治療をご提供するために治療機器にこだわっています。